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ブログ

社会福祉法人白梅学園は、児童福祉法に基づき様々な事情で家族と一緒に生活することのできない子の自立を支援する施設です。

悩める高校生たちの夏
2022年08月31日
日向
高校生たちの夏が終わろうとしている。
この夏、いろんな経験をした日向ボーイズ。

なんと、夏休み目前に、ホームからコロナ感染者が一名。
そのため、全員が濃厚接触者となり、
みんなより一週間早く夏休みが開始!

そんな嬉しいやら悲しいやらよくわからない、夏がはじまり。

あれよあれよと、忙しい毎日を過ごしているうちに、
気が付くと、
悩める高校生三人が、そこに蹲っていた。

そこで、
この悩める高校生たちを、
ちょっとばかり紹介させていただこう。

まずは、高校三年生のK君。
誰もがK君のことを、
「好青年」
「真面目」
「しっかりしてる」
と、おそらく学園一の、ノープロブレム男と答えるであろう。
確かにその通り。
しかしながら、それが彼の本質ではない。
実は、この男。
時折、こんな姿で職員室にやってくることをこっそりお教えしよう。







いいと思う。(個人の感想です)




そして、もう一人の高3M君。
学園一、ミステリアスボーイと言われ続け、
未だ、ホーム職員も、この男の本性は暴けない。
幼いころから、非常に怖がりとは聞いてはいるが、
もうすぐ18歳になろうと言うのに
やれ虫だ、やれ雷だと、
奇声あげながら階段を駆け下りてくる。




うそやん。


しかしながら、この男のこのアンニュイな姿はお披露目するに値する。





海水浴やけどな。
海水浴場での姿やけどな。
街中での待ち合わせとはちゃうけどな。



そして、三人目は、
この4月に高校デビューした、高1のR君。
まあ、屁理屈を言わせたら、この男の右に出る者はいない。
あの手、この手と、職員たちの頭脳の隙間をかいくぐってくる。
それでもだ。
こいつは、こんな時はとても役に立つ。
たとえば、
慰問品をいただいた時、
中高生になると、実際はどれだけ喜びまくっても、
カメラをむけると、「やめろや」なんて、反抗期丸出しになるのだけど、
このR君は違う。
その喜びを素直に表現してほしい時のこいつは、間違いない。










職員が狙った通りの、仕事ぶりである。


(株)nijito様、たくさんのボディーソープありがとうございます!
本当に本当に、みんな大喜びです!




これが、
日向ホームの、高校生。
この夏、この3人の前に、大きな壁がそびえ立った。


進路、
自立、
高校生活。


大人の階段を上り始めたこの子たちは、
いろんなことを乗り越えなくちゃならなくて。
不安で、不安で、苦しくて、
悔しくて、悲しくて、泣きたいほどつらくて。
自分に腹がたって、苛立って、何かにあたって。
なんとかしなくちゃいけないことはわかっていても、
どうすればよいかがわからない。
自分が本当はどうしたいのかもわからない。


それでも、
職員が思うほど、彼らは子どもではない。
どうするかは、最終的には自分で決める。
そうやって学園を巣立っていった先輩たちを、
彼らは何人も見てきている。

それでも、
自分たちが思うほど、大人ではない彼らは、
自分もそうありたいと願いながら、
悩みながら、
迷いながら、
今、自分と戦っている真っ最中。


そう。


前を向くしかないからね。
そこで立ちどまっても、
後ろを向いて、うずくまってしまっても。
最後は前を向いて歩くしかないからね。

昨日より、ちょっと前へ。
明日も、今日より、ちょっと前へ。

今は、それでいい。
まだ、それだけでいい。
先が見えなくて、蹲ってもいい。

だけど、





最後は一緒に笑おう。

 
BON