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社会福祉法人白梅学園は、児童福祉法に基づき様々な事情で家族と一緒に生活することのできない子の自立を支援する施設です。

ご無沙汰しちゃいました。食育生活委員会です。
2023年01月22日
食育生活コラム
お久しぶりです。年末年始とバタバタとしているうちに松の内も終わり、もう大寒ですね。
このブログが止まっている間にクリスマスもお正月も終わっちゃいました。ブログを見て下さっている皆さんに、大掃除や年越しそば、おせち料理や鏡開きなどの日本の伝統や文化など伝えたいことがいっぱいあったんですが、お伝えできなかったので、また次の機会に・・・

今回はもうすぐやって来る節分のお話しをしましょう。      

 
 ​節分とは「季節を分ける」事を意味します。
季節が変わる日を、立春 立夏 立秋 立冬 といい、これらの前日が節分なのです。実はね、節分って本来は年に4回あるんですよ。 
                                                                 節分の起源は、奈良時代に疫病が流行った時に天皇が鬼を払う儀式を行ったものが始まりです。豆をまいて鬼を追い払う儀式は室町時代に始まりました。「鬼は〜外!」「福は〜内!」のかけ声も当時からあったそうですよ。
2月の立春の前日が節分と大きく扱うようになったのは江戸時代からだそうです。昔は厳しい冬を乗り越えて春を迎えることは特別な事でした。そのため、一年の始まりは立春で、立春の前日の節分は一年の終わりを意味するのです。大晦日という事なんですね。

「鬼は〜外!」「福は〜内!」 なぜ節分には鬼に豆をまくの?

昔には穀物や果実には霊力があると言われていました。その中でも豆は邪気を払って福を招くとされているのです。
それ以外にも「魔目(鬼の目)=まめ」や「魔滅(魔を滅する)=まめ」ともされ、鬼を退治するときに使用されていました。
豆を鬼にぶつけて、邪気を払って、一年の無病息災を願っているのですね。

節分の豆は鬼を追い払い、福を呼ぶと言われ「福豆」とも言います。食べると一年健康に過ごせると言われています。自分の歳の数+1の数を食べましょう。

 節分の食べ物

まずは「恵方巻き」ですね。                          
恵方巻きは江戸時代の終わり頃、大阪の商人達の間で、鬼の棍棒に見立てた海苔巻きを、商売繁盛と厄払いの意味を込め、その年の恵方に向かって食べたことが始まりです。具材は七福神にちなみ7つの具を入れるのが縁起が良いそうです。(なんと、全国に広めたのはセブンイレブンなんですって!最近の事なんだね。)
恵方とは何かと言うと「歳徳神」がいるとされるその年の縁起が良い方角のことです。
神様の方角を向き 無言で丸かじりすれば、縁を切らす事無く福を呼び込む事が出来るそうです。
2023の恵方は「南南東」ですよ〜。
恵方巻きの他には年越しのお蕎麦やいわしの丸干し(邪気払い)を食べる風習もあります。

2/3の節分には邪気(鬼)を払い、福を呼び込んで、うれしい春を迎えましょうね。