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社会福祉法人白梅学園は、児童福祉法に基づき様々な事情で家族と一緒に生活することのできない子の自立を支援する施設です。

お彼岸(おひがん)ってなあに?
2023年09月15日
食育生活コラム
もうすぐお彼岸です。                                                                           
「お彼岸ってなあに?」って チコちゃんに聞かれたら答えられるかな?
「ボーッと生きてんじゃねえよ!」って言われないように、お彼岸について調べて見ましたよ。

 



お彼岸とは仏教行事に由来する言葉で、正式には「彼岸会(ひがんえ)」と言い、「あの世」を表します。
お彼岸と言う言葉には煩悩(ぼんのう)に打ち勝ち、悟り(さとり)の境地に達するよう修行を行う期間という意味もあるんですよ。


 お彼岸は2回ある!                                                                                 

お彼岸は、春と秋の2回あります。                                                       
それぞれ「春分の日」と「秋分の日」を中心に、前後3日ずつの7日間を指し、お彼岸の初日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」といいます。
春分の日と秋分の日は、国民の祝日にあたります。
2023の秋のお彼岸は、秋分の日が9月23日(土)なので、9月20日(水)から9月26日(火)までの7日間になります。この間にお仏壇をお参りしたり、お墓参りをしてご先祖様に感謝をします。


 お彼岸に食べるのは「ぼたもち」?「おはぎ」?                           

お彼岸に頂く代表的な食べ物に「ぼたもち」と「おはぎ」があります。
「ぼたもち」も「おはぎ」も、もち米やもち米とうるち米を炊いて半殺しにし、あんこをまぶした食べ物です。(半殺しとは半分つぶすことです。ちなみに、全部つぶすお餅は本殺しと言われます。)秋のお彼岸は小豆の収穫時期のため、旬の小豆をあんこに使用した粒あんの「おはぎ」を食べます。 秋には、はぎの花(敦賀市の花)が咲く時期なので「おはぎ」と呼ばれます。
ちなみに、春の「ぼたもち」は、冬を越して皮が固くなった小豆を使うためこしあんだそうです。春に咲くぼたんの花にちなんで「ぼたもち」と呼ばれます。

お彼岸には小豆を使った「おはぎ」をご先祖様にお供えし、感謝の気持ちを伝えます。その後、お供えした「おはぎ」を食べて、ご先祖様や仏様の力を自分のからだに取り込むという意味もあるそうですよ。

これくらい知っていたらチコちゃんに、「つまんねーやつだな。」って言ってもらえるかな?